KUON GEO 公開 RTK 基準局の記録と、可降水量の実況
世界の公開 RTK 基準局を巡回して応答を記録し、捨てずに保管して DOI を付けて公開しています。あわせて、基準局の観測から大気中の水蒸気量(可降水量)を毎時計算しています。
- どう書いたか
- 巡回は、Cloudflare の Durable Objects から TCP ソケットで NTRIP キャスターに直接つなぎ、各キャスターが公開している基準局の一覧を 10 分ごとに取得して記録しています。一部の局は観測の流れ(RTCM)そのものも受け取って保管しています。
- 可降水量は、RTCM の観測を RINEX に変換し、精密単独測位(PRIDE-PPPAR)で天頂対流圏遅延を求め、アメダスの気圧を局の標高へ補正して Saastamoinen の静水圧遅延を引き、Bevis の平均気温で水蒸気量に換算します。
- 局の座標は、前日24時間の静的測位の7日間の中央値で固定しています。座標が数十メートル違うと値が大きく崩れることを試験で確かめたためです。
- 地図は自前で配り(PMTiles)、等深線や断面の計算は Rust で書いて WebAssembly にし、ブラウザで動かしています。
- 規模
- 2,524 局を 10 分ごとに巡回(2026年7月3日から)
- 21 種類のデータ、210,980 件、8.04 GB(2026年9月13日時点・保管庫そのものを数えた値)
- 市区町村のページ 1,888
- 言語と仕組み
- TypeScriptJavaScriptAstroPythonRust → WebAssembly
- 確かめ方
- 記録の一覧と件数DOI 10.5281/zenodo.22064426可降水量の実況








