個人でGPS / PWV予測アルゴリズム
GPS/GNSSの電波が大気を通るときに生じる「遅延」から、上空の水蒸気の総量(可降水量 PWV)を割り出す、、、という気象観測を、個人開発者レベルで実現に近づいています。

この図は先週(2026年7月4日〜11日)、兵庫県三木市の善意の基準局から計測したデータ。
三木にある株式会社ジオセンスの基準局です。
青い点が水蒸気量(PWV)、緑の棒が降水量。
欠損もありますし、計測期間も短いのでまだ精度は出ていませんが、雨が降り出す基準を見つけられそうな予感がしていますよね。
この図自体は「降水の前兆」として知られる典型的なパターンで、それがサーバー上にてしっかり捉えられていました。
後半の乾いた空気への入れ替わりも、トレンドとしてしっかり出ています。
この技術自体は30年以上前に論文が発表されており、現状気象庁などが業務でも使っている確立されているものになります。
もともとは高価な測量用受信機と専門の解析環境が前提でした。
今回はそれを、善意の基準局から提供されたデータを元に、武漢大学のPRIDE Labが公開しているオープンソースのPPP-AR解析ソフトウェアを使い、解析システム全体を生成AIとともに作成。
つまり「研究機関クラスの観測が、個人の手に届く範囲に来た・・・」ことを実証できたわけです。
今後、高精度な気象アラート(降水を分あるいは秒単位でスポットカウントダウンアラートできる可能性)の開発を空音開発で行えるのはもちろんのこと、これらのデータをどう使うか?というのが、芸術家としての視点が必要になってきます。
今月は中旬から、FPGAへ学習コストをある程度振り分け、空音開発の研究にFPGAを組み込み、空と音、それぞれのハードとソフトの統合開発を個人で・・・やってみます。
AI時代の今、どこに学習コストを向けるか?という判断は非常に重要になってきます。
個人的には、やはりソフトからハードの時代へ向かう世の中、FPGAをマスターすれば、もはやどこにも依存せずに生きていくことに繋がると感じています。
GNSS業界との相性も抜群で、今後GNSS情報、みちびきの情報をどう取り扱ってどう処理して、何に向けるのか?、そしてこれから大量に出回るロボットが自分をどう定義するか?をすべて掌握できる技術になってきます。
加えて、CAD.
いまさらながら、ソフトからハードへの時代にまさに始めておく。
CADと、FPGAのスキルを手に入れることこそ、空音開発の前進になると確信しています。
本当はhuggingfaceとRunpodを組み合わせて最新モデルをバンバン動かしたい・・・とは思いますが、ここは我慢です。
朝比奈幸太郎の主軸専門は音楽・録音なのですが、GPS分野もオーディオの信号処理とどこか通じていて、すっかり夢中になっています。
次は他の公式観測点と突き合わせ、精度を検証していきます。
こういう意味はないが、意味を持たすことで意図ができるという視点はアートに通じるところがあります。
誰がどんな意味と意図を持たせるのか?
自分自身も俯瞰して意味と意図を発見するかもしれない「人類の一員」として見る行為そのものに高い芸術性を感じます。
雨が降る、人は匂いでわかる。
それを定義しようとする行為とそれを俯瞰して見る視点はまるで抽象概念を行き来するエレベータのようで、最高のテーマパークなのかもしれません。
みなさんの応援のおかげで個人レベルでここまでの開発ができています。
明日からはまた空部門はデータの蓄積をサーバーに任せ、音部門の開発。
現在昨日よりKuon MIDIシステムを導入し、数千種類のプリセットを導入したシンセサイザーを導入しています。
VSTやAUなどは、これからもまだまだ残る。
それはわかるけど、やっぱり新しい規格も必要です。
時代に合わせて。
新しい時代の新しい形の新しいフォーマットを空音開発、朝比奈幸太郎が定義していく・・・という使命感を持って開発しています。
登録がまだの方は、ブラウザでここまでできるのか?という今の時代の技術を体験してみてほしい。
特に3Dサウンドエディターなどはエンジニアじゃなくても面白いと思います。
空音開発 Kuon R&D
本当の意味でのローカルからクラウドへは、実は数年前からようやくはじまった。。。と個人的には感じています。
空音開発、空も音も、今後も応援よろしくお願いします。