先日引っ越しの手続きで転出届をだしました。
加えて国保の脱退(市町村外に転出の場合は手続きが必要)もしてくださいと言われ、しに行きましたが。。。
そこで謎のシステムが露呈し、いろいろ考えていました。
例えばわかりやすく、平均値となる月17000円、年間約20万円の国保を払っているとしましょう。
神戸市の場合は2年間遡って(後述しますが、全国平均)支払うことで特にペナルティーなどなく再加入(制度上再加入という仕組みは存在しないので、正確には保険証の発行)が可能とのことで、例えば10年間加入せずにすごし、10年後に病院にかかるとしても、10年分約200万を払う必要はなく、40万円でOKという謎システムとなっているわけです。
しかも刑事罰も民事でのペナルティーもなにもない(神戸市垂水区役所公式見解)わけですから、実質義務といっても義務じゃなくなってしまっているというわけ。
ただ、GPTで調べてみるとポイントとして次のように記載されていました。
ポイント: 加入手続きの遅れに対する過料(科料)についても触れておきます。国民健康保険法では、正当な理由なく加入届を怠った場合、最高で10万円の過料が科せられる可能性があります(国民健康保険法第97条)が、実際の適用は各自治体の判断によります。
過料の適用は稀ですが、「国保に入らなかった期間が長いとペナルティがある可能性がある」という認識も持ち、速やかに手続きすることが望ましいでしょう。
ただ、神戸市垂水区役所の方が公式に刑事罰や民事ペナルティーはなにもないと言っているわけですから、あとからやっぱりありました・・・はないですよね?
ここから先、正確かどうかは謎ですが、筆者が以前住んでいた兵庫県、そして新しく引っ越しをする北海道、そして首都圏である東京都の遡る期間をGPTリサーチに調べてもらいました。
GPTリサーチ
保険料の遡及徴収期間(時効): 国民健康保険料(税)は法律上時効があり、自治体は一定の過去期間に遡ってしか保険料を請求できません。
通常、自治体が課す国民健康保険料は2年が限度とされています。
多くの市区(例えば神戸市や札幌市、東京23区など)は「国民健康保険料」としており、未加入だった場合でも最長2年(24か月~26か月程度)分まで遡って保険料を納めることになります。
一方、自治体によっては国保を税方式で運営しているところもあり(「国民健康保険税」)、その場合は最長で3年分まで遡及課税されます。
北海道庁の国保案内でも「届出が遅れると加入時まで遡って(保険料は最長2年、保険税は最長3年)納めることになる」と明記されています。
例: 兵庫県三田市など「国保税」と称する自治体では「未加入期間がある場合、最大で3年間さかのぼって加入期間分を納めていただきます」と案内されています。
一方、神戸市や姫路市では「最大2年間遡って保険料を納めることになる」とFAQ等で説明しています。
とのこと。
実際にほとんどの方が3割負担ですよね?
どうしてもドクターに相談したいことがあったとして、自費でだいたい1万ちょいじゃないですか?
弁護士も30分5000円〜10000円くらいのところがほとんどで、特に持病がない場合は、本当に加入する必要があるの?
と思ってしまいませんか?
だって、月に17000円も掛金を掛け捨てにしてるわけで、月に17000円あれば自費で2回くらい病院かかれますよ?
もちろんこの3割負担で済む制度が有効的、合理的に機能する方もいらっしゃると思うし、国民皆保険制度を否定するつもりは全くないですが、保険っていうのは、基本的に得することはないメカニズムになっているわけで、火災保険、アップルケア、自動車関係の保険。
入るのが当たり前・・・の風潮があるけど、保険ってちょっと見直してみるとおもしろいかもしれませんね。

音楽家:朝比奈幸太郎
神戸生まれ。2025 年、40 年近く住んだ神戸を離れ北海道・十勝へ移住。
録音エンジニア五島昭彦氏より金田式バランス電流伝送 DC 録音技術を承継し、
ヴィンテージ機材で高品位録音を実践。
ヒーリング音響ブランド「Curanz Sounds」でソルフェジオ周波数音源を配信。
“音の文化を未来へ”届ける活動を展開中。