日本一寒い街:陸別町へ

十勝エリアは、池田はワイン、本別は豆、足寄はふきとチーズとそれぞれ特徴がある町が続き、陸別はいよいよ日本一寒い町となります。

冬は−40度を記録したこともあるんだとか。

世界一寒いと言われるロシアのオイミャコン村が−50度くらいですから、まあ50歩100歩といったところでしょうか。

陸別町は天体観測の場所として有名で、夜は町のあかりがほぼゼロになる場所がたくさんあることで有名です。

フォトグラファーの方は、陸別で天体はもちろん、近くはオンネトーや摩周湖など撮影スポットがいっぱいですから、楽しめそう。

でもロケハンは本当に気をつけてください。
熊や鹿はバリバリでますし、本当にでますよ。

また、本州で田舎まで撮影にいく!というような感覚で油断して出かけると大変な目に合いますので、拠点とロケ地の距離感は入念にチェックし、思っている以上に給油は多め早めにしてくださいね。

あとは、廃線になった銀河線の体験コーナーとして実際に当時走っていた一両編成の電車を3000円で本当に運転することができます。

こんな感じで、300円でレンタルできるトロッコで並走して撮影!
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銀河線は1910年から池田出発で走り出し、2006年の廃線まで100年近く十勝を走った汽車(北海道では電車とは呼ばない)

一両編成というのがまたなんとも味のある、感じです。

現役の頃は通学で使っていた子供もたくさんいるんだとか。

このYoutube動画は1987年の撮影ですから、今から約40年ほど前のものになります。
この頃は二両編成だったんですね。

実際に本別や足寄にも銀河線の跡地は丁寧に保管されていて、十勝を繋いだ電車は今もなお地元の人に愛されている様子がうかがえます。

しかし、やはりどうしても過疎化は目立ち、ツーリングのバイカーさんたち、家族連れも1組か2組、もちろん日によって違うとは思いますが、札幌からはもちろん陸別までいくなんてとんでもない距離ですし、帯広からでも車で2時間弱はかかるでしょうから、結構ハードな場所だといえます。

空港なら釧路が一番近いかな?

筆者も今は写真はやってないので、機会はなさそうですが、もしも陸別で天体観測、天体写真などの機会があればまたロケハンなどのレポートをしたいと思います。

ではでは。