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こんにちは。
音楽家の朝比奈幸太郎です。
本日の記事では、B77(あるいはA77)のリペアに必須なキャプスタンモーター基盤交換パーツの解説をしていきます。
ここには、製造から40年以上が経過し、いつ機能を停止してもおかしくない「時限爆弾」のようなパーツがたくさん潜んでいます。
A77、B77共通して認識しておいてほしいところというのが、レストアの全体像は劣化しやすいパーツを交換するところから始まるということ。
基本的には、この劣化パーツの交換、調整、で修復できる割合は非常に多く、どこを交換するのか?を知ることがレストアを成功させる第一歩となります。
また、キャプスタンモーター基盤といういわば心臓部分の交換パーツを知り、ストックしておくことで、他にも応用ができるようになります。
今回は、必須の交換項目をまとめておきます。
もちろん国内外在庫がなくなったり、日本ではもう買えなかったり、海外からの入手になったりいろいろですが、2025年時点では日本からのアクセスですべて揃うものを中心にリスト化しています。
目次
- 必須の交換パーツ:時限爆弾なあいつ
- 液漏れ・容量抜けする電解コンデンサたち
- ショートの危険があるあいつ
- 余裕があれば交換
- タイマーICの交換
- 半固定抵抗(トリマー)と推奨代替パーツ
- まとめ:交換パーツ発注リスト
- その他の交換パーツ一覧
- 交換必須(電解・タンタル・MP)
- 精度維持(基本は交換不要)
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