Revox B77 進相コンデンサの移植方法と配線〜電源パネルの取り外しとヒューズレス接続まで

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モーターを回すためになくてはならない存在が進相コンデンサです。
ここもRIFA系の他のコンデンサ同様劣化がかなり激しい部分の一つとなりますので、新しくレストアする際には交換必須の場所となるわけです。

基本的には、4.5×2と3.5が一つの合計3本になるわけで、モノタロウなどで対応できるコンデンサの入手は可能ですが、フロントパネルに取り付けなければいけないため、独特の形状が必須。

どうしても現場ebayで購入するしかない状態です。

物価の上昇や、為替などもありますので、早めの購入がおすすめ。

できれば順番に交換

できれば、電源パネルだけ取り外して、交換するのが理想です。
今回筆者が行ったのは、訳あって切断してしまったので苦労しました。
というのも、これは完全ジャンクのパーツ取り機だったわけですが、この度レストア技術を手に入れたので直せることとなり、こういった苦労に結びついているという訳です。

ちなみに電源パネルは長いドライバーが必要。

ちょっとややこしいところにネジがあるので、長めのものを使用してください。

で、同じく訳あって、電源スイッチとコンセント部分も取り外してしまっているため、接続することになりました。

基本的には音のために、DAIEI電線のコンセント(金田式推奨)を使いたいところですが、いろいろテストするため、安全装置としてヒューズを通してレストアしていきます。

白い矢印の部分がヒューズになっているので、そこに赤い線を、赤い矢印のところに黒い線を接続します。

ちなみに中央にあるRIFAのフィルムコンデンサはこれも確実に交換必須のもので、中古で購入すると基本的にどんなに使っていない機体でも真っ黒焦げになっています。

ちなみにレストアが完了すればヒューズレスで、接続するため、一番端のRIFAコンデンサの足がかかっている部分に接続すればOKです。

進相コンデンサの接続手順

こちらが接続したあとの完成図になります。

ちなみにメインの電解コンデンサの取り外しに関しては、必須ではなく、今回はワイヤーストリップが必要だったので、取り外したのですが、ただの交換であれば、長いドライバーを使った電源パネルの取り外しだけでOK。

画像でみてわかる通り、最も重要な情報が、黄色の線が3.5であるということ。
残り緑と青の配線は4.5(公式では4.3と記載)であるということです。

黄色が3.5ということさえ間違えなければOKということです。

そして、交流ですので、接続はどちらがどちらの線でもOKです。
プラスやマイナスがないので、好きなほうを接続。

メインの電源基盤の取り外し方

配線が完了したら付属のネジでフロントパネルに取り付ければ大丈夫。

あとは、メインの電解コンデンサ、電源基盤を元に戻すのですが、こちらは、フロントパネルのネジで取り外し、取り付けができるようになっており、合計4本のネジが必要です。

結構しっかり留めているので、ねじ山に注意。

戻す際に注意したいのが、赤い矢印の送り出し側モーターのハーネスを電源基盤の裏にしっかり通すということ、また、ソレノイドに通っている、灰色と紫のハーネスですが、こちらは電源基盤のC1,C2コンデンサのルートを通ること。

これを間違えるとあとあとうまくはまらなくなったり、ドイラブ基盤のハーネスと喧嘩を起こしたりとやっかいなことになります。

ちなみにソレノイドハーネスは、灰色が左、紫が右ですので間違えないように。

進相コンデンサの交換と電源パネル裏のRIFAコンデンサの交換が終われば閉じて大丈夫です。

まとめ

基本的には、メインの電源基盤を取り外さずに、電源パネルの取り外しだけで交換するのがベスト。

どうしてもワイヤストリップを入れないといけない場合のみメインの電源基盤を取り外すが、その際は、モータードライブハーネス、ソレノイドハーネス、また、進相コンデンサのハーネス自体は、電源基盤の裏(つまりフロントパネルに面して)通るので、元のルートを必ず写真などで残して確認しておくこと。