Obsidianの使い方|「リンク機能」でメモを第二の脳に育てる方法

こんにちは、朝比奈幸太郎です。

「Obsidian 使い方」と検索して、このブログにたどり着いてくださったあなたへ。きっと、日々の学びや思いつきをしっかり残しておきたいという、素敵な知的好奇心をお持ちなのだと思います。

Obsidian(オブシディアン)というアプリを使い始めると、必ず耳にするのが「リンク機能」という言葉です。普通のウェブサイトにあるような「青い文字をクリックすると別のページに飛ぶ」アレのことでしょうか?

半分正解ですが、半分は違います。Obsidianにおけるリンクは、あなたの頭の中にある「点と点(バラバラのメモ)」を繋ぎ合わせて、新しいアイデアを生み出す「魔法の糸」なのです。

今回は、「パソコンの難しい操作はちょっと苦手…」という大人の女性でも今日からすぐに始められる、Obsidianのリンク機能のすべてを優しく徹底解説します。

基本編:たった2つのカッコが「魔法の扉」を開く

ノートとノートを繋ぐ方法は、拍子抜けするほど簡単です。キーボードで半角のカッコを2つ、[[ と打つだけです。

ノートの文章を書いている途中で [[ と入力してみてください。すると、あなたが今まで書いたノートの名前がズラッとリストになって画面に現れます。そこから繋ぎたいノートを選ぶだけで、立派なリンクの完成です!

💡 ワンポイント:こだわりのキーボードでの入力方法

私自身も愛用しているHHKB(Happy Hacking Keyboard)や、Macの英語配列キーボードなどをお使いの場合、記号の入力で少し迷うかもしれませんね。

  • 日本語配列(JIS)の場合:「P」の右隣にあるキーをトントンと2回押します。
  • 英語配列(US)の場合:同じく「P」の右隣にあるキーを2回押します。

実はObsidianはとても賢いので、[ を1回打つだけで自動的に閉じるカッコも作ってくれます。つまり、ポンポンと2回キーを叩くだけで [[]] という形ができあがり、すぐにノートの名前を検索できる状態になりますよ。

応用編:リンクを「お化粧」するテクニック

基本の繋ぎ方がわかったら、もう少しだけ表現を豊かにする2つの記号を覚えてみましょう。

1. 縦線「 | 」を使って、スッキリ見せる

例えば「おすすめのフランス料理店リスト」というノートへリンクを貼りたい時。そのまま [[おすすめのフランス料理店リスト]] と書くと文章の中で少し長すぎますよね。

そんな時は、キーボードの縦線(パイプ記号) | を使って、[[おすすめのフランス料理店リスト|フレンチのお店]] と入力してみてください。
画面上には「フレンチのお店」とだけ青い文字でスッキリ表示され、クリックするとちゃんと元の長い名前のノートに飛んでくれます。文章を綺麗に保つための「お化粧」テクニックです。

2. シャープ「 # 」を使って、ピンポイントで飛ぶ

ノート全体ではなく、「ノートの中の特定の見出し」に直接ワープさせたい時は、シャープ # を使います。[[旅行の計画#持ち物リスト]] と書けば、クリックした瞬間にその見出しの場所までスクロールしてくれます。

驚愕編:普通のリンクとは違う「3つの凄い機能」

さて、ここからがObsidianの真骨頂です。わざわざノート同士を [[ ]] で繋ぐと、どんな素晴らしいことが起きるのでしょうか。

① マウスを乗せるだけで中身が覗ける(ホバープレビュー)

青いリンクの文字の上に、マウスの矢印(カーソル)をそっと乗せてみてください。クリックしなくても、リンク先のノートの中身がフワッと浮き上がって読めるはずです。「あれ、このノート何書いたかしら?」といちいちページを行ったり来たりしなくて済むので、思考が途切れません。

② どこから繋がってきたかが分かる(バックリンク)

AのノートからBのノートへリンクを貼ると、なんとBのノート側にも「Aさんからリンクされているわよ」という記録が自動的に残ります(画面右側のメニューから確認できます)。つまり、知識の「一方通行」がなくなり、双方向に道が繋がるのです。

③ 「フォルダ分け」という呪縛からの解放

今まで、「このお料理のメモは『家事』フォルダかな?『趣味』フォルダかな?」と迷うことがありましたよね。リンク機能を使えば、ノートがどこに保存されていても関係ありません。関連するキーワードを [[ ]] で繋いでおくだけで、後からいつでも簡単にたどり着けます。

俯瞰編:あなたの「脳内」を星座のように眺める

リンクをいくつか繋いだら、Obsidianの画面左端にある「点が線で繋がったアイコン(グラフビュー)」をクリックしてみてください。

いかがですか?
あなたが繋いだノート同士が、まるで夜空の星座のように美しい線で結ばれて表示されたはずです。

「歴史の本の感想」と「今日のお散歩の記録」。普通なら一生交わらない2つのノートも、共通の言葉を [[ ]] で繋ぐことで結びつきます。リンクを繋げば繋ぐほどこのネットワークが成長し、「自分が今どんなことに興味を持ち、思考がどう広がっているか」が一目で分かるようになります。

まとめ:まずは気軽に「繋ぐ」ことから始めましょう

「こんなに高度なこと、私に使いこなせるかしら?」と心配にならなくても大丈夫です。まずは難しく考えず、「あ、この言葉、別のノートにも書いたわ」と思ったら、気軽に [[ ]] で囲んでみることから始めてみてください。

毎日少しずつ点と点を繋いでいくうちに、あなたのMacの中にあるObsidianは、ただのメモ帳から「あなた専用の第2の脳」へと劇的に進化していくはずです。美味しいコーヒーをお供に、ぜひ知識のネットワーク作りを楽しんでくださいね。