こんにちは、朝比奈幸太郎です。
思いついたことをどんどん書き留められる魔法のノートアプリ「Obsidian(オブシディアン)」。毎日使っていると、あっという間にメモが増えていきますよね。でも、ノートが増えすぎると「あの情報、どこに書いたかしら?」と迷子になってしまうことはありませんか?
紙のノートなら、付箋を貼ったりインデックスを作ったりして整理しますが、デジタルの世界にはもっと素晴らしい解決策があります。
それが、散らかったノートを自動で整理し、美しい一覧表(ダッシュボード)にしてくれる「Dataview」という機能です。
今回は、「もう時代についていけないわ」と笑いながらも、常に新しい学びに挑戦し続ける素敵な大人の女性に向けて、Obsidianを「自分だけの最高の図書館」に生まれ変わらせるDataviewの使い方を、私の失敗談も交えながら優しく丁寧にご紹介します。
Dataviewとは?あなた専用の「優秀な司書さん」
Dataview(データビュー)は、Obsidianに後から追加できる無料の拡張機能(プラグイン)の一つです。少しだけ英語の暗号(コード)を書く必要がありますが、仕組みはとてもシンプルです。
あなたがノートに書いた「#知識メモ」や「#読書」といったタグ(付箋のようなもの)を、このDataviewという司書さんが一瞬で探し出し、綺麗に表にまとめて見せてくれるのです。一度この仕組みを作ってしまえば、あとはあなたが普通にノートを書いてタグをつけるだけで、目次が勝手に更新されていきます。
実践1:すべてのタグを見渡す「ダッシュボード」作り
それでは早速、あなたのノート全体を俯瞰(ふかん)できる「タグ一覧ダッシュボード」を作ってみましょう。新しくノートを作成し、以下の英語の呪文をそのままコピーして貼り付けてみてください。
```dataview
TABLE length(rows) as "使用数", rows.file.link as "関連ノート"
FROM ""
FLATTEN file.tags as tag
WHERE tag
GROUP BY tag
SORT length(rows) DESC
```
貼り付けた後、Macの右上の「本のマーク(閲覧モード)」をクリックしてみてください。どうでしょう?
今まであなたが色々なノートにつけてきたタグが、「どのノートで・何回使われているか」多い順に綺麗に並んだ表が現れたはずです。ここから青い文字をクリックすれば、いつでもそのノートに飛んでいくことができます。まさに、あなただけの生きた目次の完成です!
実践2:特定のタグ(#知識メモなど)だけを集めた一覧表
全体のダッシュボードができたら、次は「特定のテーマだけ」を集めた専用のリストを作ってみましょう。例えば、日々の学びを記録した「#知識メモ」というタグがついたノートだけを、新しい順に並べた表を作ります。
```dataview
TABLE file.mday as "最終更新日", file.cday as "作成日"
FROM #知識メモ
SORT file.mday DESC
```
💡 朝比奈からのワンポイント・アドバイス(私の失敗談)
実は私、ここで一度つまずいてしまいました。タグを指定する時に FROM “#知識メモ” と、うっかり「” “(ダブルクォーテーション)」で囲んでしまったのです。
Dataviewの司書さんはとても真面目なので、「” “」がついていると「フォルダの名前」だと勘違いして、一生懸命フォルダを探しに行ってしまいます。タグを指定する時はそのまま「#知識メモ」と書き、フォルダ(例:読書メモなど)を指定する時だけ「”読書メモ”」と囲むのが、正しいお作法です。私と同じ失敗をしないよう、気をつけてくださいね。
応用編:Dataviewが叶える「さらに便利な3つの魔法」
Dataviewの魅力は「表(TABLE)」だけではありません。最初の単語を少し変えるだけで、見え方が魔法のように変わります。
1. やり残した用事を集める(TASK)
ノートのあちこちに書いた「お買い物リスト」や「お電話する用事(チェックボックス)」を、一つに集めることができます。探す手間が省けてとても便利です。
```dataview
TASK
WHERE !completed
```
2. シンプルなリストを作る(LIST)
表にするほどではないけれど、「読書メモ」というフォルダに入っているノートの名前だけを、箇条書きでスッキリ並べたい時に使います。
```dataview
LIST
FROM "読書メモ"
```
3. 最近のノートをカレンダーで振り返る(CALENDAR)
日記のように、いつどんなノートを書いたかをカレンダー形式でパッと見渡すことができます。日々の記録が目に見えて積み重なっていくのは、とても楽しい体験ですよ。
```dataview
CALENDAR file.cday
```
まとめ:年齢を重ねるほど、情報を「整理」するツールが活きる
「英語のコードなんて、難しそう」と最初はためらってしまうかもしれません。でも、ほんの少しの勇気を出してコピー&ペーストするだけで、あなたのMacの中に、24時間文句も言わずに情報を綺麗に整理してくれる優秀な司書さんが誕生します。
ぜひ、美味しいお茶でも淹れて、ご自身のObsidianに魔法の呪文を唱えてみてください。散らばっていた点と点(メモ)が繋がり、あなただけの美しい知識の地図が広がるはずです。